竹取翁博物館は、日本発の本格的な私設博物館で、2012年2月に開館して3年目。国際かぐや姫学会と竹取翁博物館の研究員らによる発表があり感動しました。

 竹取翁博物館は、日本発の本格的な私設博物館で、2012年2月に開館して3年目。国際かぐや姫学会と竹取翁博物館の研究員らによる発表があり感動しました。


 竹取物語の作者に弘法大師空海、不老不死の薬から徐福そして邪馬台国までの広範囲にわたる発表に、江戸時代から続く邪馬台国論争に終止符となりそうですね。
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シンポジウムでの、小泉館長の発表は、「かぐや姫の罪」の問題「作者空海・不老不死の薬から除福・邪馬台国まで」あり、実に広範囲の発表だけに、今までの学会とは違った広範囲で説得力のある発表だけに会場からも沢山の意見や賛同の発表があり感動しました。
 また、京都学派の重鎮で語源学の吉田金彦名誉教授からは、「奈良・平安時代の歌垣(求婚)」について東寺に残されていた『類聚名義抄』を披露されました。空海が開いた京都の東寺に、日本最古の百科辞典から、竹取物語の作者が空海ということで、密教の中に聖書の精神が入っていて「物語の誕生シーンがイエスの復活を現している」

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という発表の意外性に驚くと共に納得しました。 
 午後の奈良県徐福研究会の益田宗児 会長は、「除福・邪馬台国が徳之島説」だという画期的な発表が行われました。
 これには、小泉館長からの紀元前にシュメール人が星座の犬座を見て航海してきて日本列島の「アマミ」(海洋民)に来ていたという学会を揺るがす重大発表に大変驚きました。

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 他に川野裕子研究員から「作者空海密教と聖書」と題した研究報告もあり、とかく一方的な学会発表でなく、この様な広範囲の学会は今までになく初めての体験でした。