高野山開創1200年 4.「結縁行脚」大師の「三鈷」と「不滅の聖燈」が壽宝寺に到着し報恩伝道 2014.9.30

 

高野山開創1200年 4.「結縁行脚」大師の「三鈷」と「不滅の聖燈」が壽宝寺に到着し報恩伝道 2014.9.30

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  YouTube1. http://youtu.be/LtG9RTjv_YY
                        2. http://youtu.be/3iTSmN-0TJM
                        3. http://youtu.be/A6GPLsqj-64
                       4. http://youtu.be/0VsZsn-8mfc            
開創1200年を記念し「高野山結縁行脚」が全国をめぐり平成26年4月6日北海道を出発し、高野山開創1200年記念大法会の開白、翌27年4月2日の高野山まで、各地の寺院に「大師の飛行三鈷杵」をかたどった御本尊(祈念三鈷)と木製「撫で三鈷」、奥之院に灯り続ける「不滅の聖燈」をリレーされている。2014年9月30日京田辺市の壽宝寺に到着し村の中を「高野山結縁行脚」されました。

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 弘法大師は都の喧噪を遠く離れ、紀伊山地の雄大な自然に抱かれた高野山密教道場建設の地として選んだ。国、社会の安泰を永遠に祈り、多くの人々の幸福のために活躍しうる人材を育成したいという思いが弘法大師を突き動かした。
 『奥院堂塔興廃記おくのいんどうとうこうはいき』という書物によると、奥之院拝殿にかかげられたお大師さまへの燈明は、山上の僧侶達が番を組み昼夜厳重に守り通され、時には、座主、執行職といった最高職の僧達も一緒になって守護していることが判ります。この「不滅の聖燈」こそ、高野山に身を留め、永遠に人々を救ってやまないお大師さまの生命のシンボルである。

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 平成二十七(二〇一五)年に高野山は開創千二百年の記念の年を迎える。長和五 (一〇一六)年から、ちょうど千年。「不滅の聖燈」は、高野山を照らし続け、歴史の節目を見守ってきた。結縁行脚では、奥之院から分燈奉戴して日本各地へ届けられている。聖燈の光は、お大師さまの生命そのもので、この世を遍く照らす衆生救済の光明となっている。
 高野山は、紀伊半島紀ノ川南嶺、蓮の花のように八葉の峯々に囲まれた平原の幽地で、お大師さまは、弘仁7年(816年)、真言密教の根本道場とするために、時の帝、嵯峨天皇高野山下賜の請願を上奏され、これに対し嵯峨天皇高野山下賜の太政官符を下され、七里四方の山林をお大師さまに与えられ、高野山の歴史はここから始まった。
 お大師さまの高野山開創の意義は、上奏文にあるように「上は国家の奉為(おんため)に、下はもろもろの修行者のために」とあるように国家の平和と真言末徒教育の根本道場を創り、さらには、真言密教の法燈を護る聖地として、ご誓願のように、この地に入定留身され永久に生きて済世利民の行を続ける聖地とされた。以来、大師信仰のもと天下の霊場として護持発展してきた。
 来る平成27年には、悠久の星霜を経て高野山開創1200年に相当致することから、「生かせ いのち 大師のみおしえ いまここに」の言葉を提唱し、高野山開創1200年記念大法会を奉修し、高野山開創の理念に基づき、祖廟中心の祖風を宣揚し、その教義を弘め、お大師さまの遺徳顕彰、無辺の誓願である令法久住利益人天のため、祖山の荘厳事業、報恩伝道等の記念事業を執行されている。
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